鉋の刃の調整をしました
鉋やのみの刃先の角度は28度くらいがいいと言われていますが、
今までのみに比べるとあまり研いで来なかった鉋の刃を
角度定規を当てて見てみると、な、な、何と
定規で測れる24度よりも鋭角になっていました!
これは欠けやすい訳だ……
ということで、一度に28度に研ぐのは大変なので
研いで使いながら徐々にやっていこうと思います。
そうやって先だけ研いだのがこちら↓
(光の反射が違っているところ)
それと刃先の幅が、裏座(二枚重ねでセットする鉋の刃の小さい方)と近くなってきたので、
両サイドを少しずつグラインダーで削って裏座が2mmくらいずつ見えるようにしました↓
単純に今のラインから同じ幅だけ削ればいいのかなと思っていましたが、
先生に聞くと「台に刃を入れて多目に出して、真ん中に来るように印を付けて削る」と教えてもらいました。
今まで真っ直ぐに入れても裏座の出に偏りがあったので、
それを修正するように削って鉋にセット‼
すると今までにないくらい削れました!
嬉しくてたくさん削っちゃったの図。
一年生は火打ちをやっていました。
それから1週間後
午前中は先週の続きの加工と組み立てをして、
午後は鑿(のみ)を研いで鉋(かんな)がけをしました。
鑿は研いだけど、鉋は「まぁ、いっか。先週削れたし。」と、台にセットされてる長尺材を掛けてみると……
「あれ?ザラザラ?」
「木が前後逆の方がいいとか?」
「……やっぱりザラザラだ……」
なんてことを一人で(無言でこっそり)やってると、
先生が、私が鑿を研いでた隣で研いでいた鉋を持って
「うまく掛けれた?」と言いながらシャァ~~と掛けると……
わっ!ツルツルに戻ってる!!
そして私がまた鉋を掛けると……
あ、ザラザラに戻ってる……
そして先生が言った言葉。
「これさっき研いだやつだけど、まだ研ぎが甘いね」
「え!?これでも!? はぁぁ~~、私のなんて研がないとだめに決まってるじゃん」
と思い知らされたのでした・・・・・・(もうすぐ卒業だぞ)
コメント
少々怪しいですが、すごく暖かそうです(^^)
この前珍しく鉋を研いで、やっぱり研ぐと違うね~、
と思ったのもつかの間。もう削れなくなってしまいました。
また研がないと。でもマイスターは削れない私の鉋でも
キレイな鉋くずを出してました。私の削り方にも問題ありです。
嫁@美里住建さん
そう!そうなんですよ~!研いでもすぐ削れなくなるんですよ~( ´△`)
と思ったら、あれ……?
……マイスター……そうなんですね……。